私的宝盤13 B'z / FRIENDSⅡ(1996)

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冬になると聴きたくなる。そんなアルバムが何枚かあります。その内の筆頭がこのアルバム。

 

B'zのアルバムはどれも攻め切っているけれど、特にこのFRIENDSⅡは、攻めに攻めている気がします。AORボサノヴァフュージョンなど、普段なら様々なジャンルを所謂「B'zらしさ」「TAKイズム」に落とし込み、昇華させてくるのだが、今作に至ってはそれが感じられない。潔く振り切っている。

 

それ故、B'zの中では異色の作品。だから昔はあんまり好きじゃなかったんだけれど、少し年齢を重ねたのと、聴きこんできたのもあり、とても好きになった。自分を鼓舞したりじゃなくて、冬景色とセットで黄昏ながらフラットに聴ける。個人的には夕焼けではなく、朝焼けの冬景色で。

 

叶わぬ願いかもしれないが、FRIENDSⅢを是非とも制作して欲しい。2人が70歳くらいになった時に…。だって今のギラギラしてるB'zは、 F RIENDSって感じじゃないしね。

 

 

 

 

 

StingのMercury Fallingと似てる。と思うのは自分だけか?